宇城の民話

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宇城の民話 「お勘女さん」

2013年05月04日

  ♪お勘女さんの音声を再生する

 

001おかんじょさん

 

 

 

 

 

 

002むかし まつばせの おかだけに
えだぶりが らっぱのような かたちをした
おおきな まつのきが ありました。
むらの ひとたちは おおきな
まつの えだぶりをみて
「ちくおんきまつ」と よんだり
「おかんのまつ」ともいっていました。

そこには おかんじょさん という
めぎつねが すんでいました。

 

 

003おかんじょさんの
すがたは うつくしく
けなみも きれいでした。
このはを あたまに のせて
すがたをかえる ばけかたは
みごとなものでした。

 

 

 

004なかまの きつねたちからは
おかだけの じょおうと
よばれていました。

 

 

 

 

 

005おかんじょさんは
とうのうやまの とくべえどんが
すきで すきで たまりませんでした。
でも なかなか ねがいが かないません。

やさしい こころの おかんじょさんも
きもちが だんだん
あらく なってきました。

 

 

006それで ひとざとに
でかけては
たはたを あらしたり
にわとりや たまごを
ぬすむようになりました。

 

 

 

 

007ちいさい こどもには
おかしや おもちゃを みせびらかして
やまのなかへ つれていきました。
こどもを さがしにきた
おやたちを みちにまよわせ
くたくたに つかれさせました。

 

 

 

008おにのいわやを
おてらに みせかけては
てらまいりの おとしよりを
みっか みばんも
ひきとめました。

 

 

 

 

009いたずらが ひどくなった
おかんじょさんは みんなから
きらわれるように なりました。

 

 

 

 

 

010ゆうぐれまで あそぶこどもには
「おかんじょに つれていかれるばい」
おそくまで ねないこには
「はよう ねらんと いまに
やまから おかんじょが おりてくるぞ」
というようになりました。

 

 


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